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7日目
- ワット パナンチューン
- 日本人村
- バンコク
- ワット・パークナム
- クンチャン寺埠頭
- ワット・ポー
- カオサン

7:25
おはようございます。
一階で朝食。
階段を下りてくると、小型のわんちゃんがお出迎え。
いつも聞いているタイ語ではなく、日本語で話しかけても凄い尻尾を振って、お腹を見せてくる。
世界中からのお客さんを相手しているから、言語は関係ないのかも。
少し前に実家のねこちゃんが亡くなり、私に懐いてくれる動物なんてあれが最後だと思っていたが、そんなことはなかった。
人懐っこくて可愛い。朝から癒される。
食事は、簡単なものだが、おばあちゃんの手作りが嬉しい。
これにコーヒー。

デザートにドラゴンフルーツ。
日本のスーパーや東南アジアの旅ではよく見かけたが、食べるのは初めてかも。
さっぱりとしていて食べやすい。
これも暑い地域には、よく合う味。
隣のテーブルには、昨夜のドイツ人夫婦が座っていた。
私たちは、チェックアウトの後に”ワット パナンチューン”に行きたいが、トゥクトゥクを呼んで、ここからいくらで行けるか?聞いてみたら、奥さん(おばあちゃんの娘さん)がわざわざ電話で聞いてくれた。
100THB≒450円とのこと。
私たちは、思わず「高い!」と言ってしまった。
その反応を見たドイツ人夫婦は、「え⁈どこが‼」といった表情。
情けない。
昔の感覚の私たちとドイツ人とでは、きっと違うのであろう…
というか、同じ日本人でも違うのかも。。。
一旦部屋に戻り、荷物を持って出発だ!
まだバンコクでも1泊する予定だが、今回の旅ではトータルでは7泊したが、全て1泊ずつ。
その中で、この宿が一番良かった。
設備というよりも、ここの家族の一員になれた気がしたからだ。
旅人が求めているものが詰まっている。
またいつか戻って来たい。
ありがとう!

先ずは、渡し舟で向こう岸に渡ろう。
この舟に乗ったわけではないが、ミ二オンズの絵があったので撮ってしまった。
前回同様、舟を待っている時に、一人の地元民らしき女性も待っていた。
私たちが観光客の見た目のせいか、舟が着くと勝手に乗り方を教えてくれた。
どこから来たか尋ねられたので、「ジャパン!」と言うと、10年前に東京に行ったことがあるという。
東京のどこに行ったか尋ねると、「う~ん・・・」と出てこない。どうやら、街らしい。
「銀座、渋谷、新宿、原宿、・・・」と言っていくと、銀座には行ったみたいだが、他は場所の名前を忘れてしまったようだ。
確かに、私も10年以上前にアユタヤに来たが、寺院の名前を覚えていない。
私たちが、今日アユタヤを去るという事を聞いて、「ライトアップは、もう見た?」と聞いてきた。
どうやら翌日が最終日とのこと。
通年やっているわけではなかったのね。経験出来てよかった。

女性とお別れをし、駅付近でカラフルなトゥクトゥクのお兄さんに声を掛けられる。
「ワット パナンチューンまで」と言うと、100THBだという。値段を下げてくれない。
舟で一人10THBも使ったのに、20THB≒90円と歩いた分の損失だ。
仕方ない。宿でお願いすればよかった。

9:20
ワット パナンチューン
トゥクトゥクのお兄さんは、「帰りも乗せていくよ!どのくらいで戻ってくる?」と聞いてくる。
私たちは、ガイドブックを見ておらず、街の看板にあった写真だけでここに来たいと思ったから、どのくらい時間が掛かるかは全く分からない。
「1時間。」と言うと、びっくりした表情で「じゃあ、1時間後に戻ってくるね!」と半強制的な感じで行ってしまった。

入場料 一人 20THB≒90円
中に入る前から凄い迫力!
皆、スマホで写真を撮りまくっている。
仏像の前には、座って拝んでいる人もいた。

うわぁ!真下からみると、更に迫力が増す。
見降ろされてる感がハンパない!

仏像の周りには、小さい仏像が並んでいる。
そして、扇風機もだ。これがなければ、蒸し風呂だ。

後ろから見たって凄い!

外側の廊下に出ていた。
ものの10分で見終わってしまった。
だから、お兄さんはびっくりした顔をしていたのか!
同じ敷地内もさらっと見てみるが、大して見るものもない。
水だけ買った。一本 10THB≒45円。
トゥクトゥクのお兄さんが戻ってくるには、大分時間がある。
次の目的地までの料金を払ったわけでもないし。
そもそも、最初からちょっと強引だったからもういいよ。
お兄さんには悪いけど、そんな事もあるということで、私たちは次に進もう。

10:00
日本人村
先程の場所から歩いてきた。
重い荷物を背負って、この暑さでの移動は、私には大変だった。
すたすた先を行ってしまう主人は、のろのろの私を見て、50メートルくらい戻ってきて、私のバックパックも背負い、なんとか辿り着いた。
到着すると同時に、日本人ツアー客が訪れた。
中型のバンで回っているようだ。

一人 50THB≒225円。
中は薄暗い感じで、説明書きや展示物、動画などで分かりやすくなっている。
私たちは、結構じっくり見ていたが、ツアー客たちは10分程度で行ってしまった。全然見ていない。
やはり、私たちには自由な旅が合っている。

「アユチヤ」になっている。

山田長政の像

1630年に戦闘中に脚を負傷し、傷口に毒入りの薬を塗られて殺害されたといわれている。

建物の左側は、チャオプラヤー川。
この建物は、右側が博物館、左側が日本食レストランになっている。
レストランには、女子高生らしき三人組が何かを食べていた。
私たちは、真ん中にあるトイレを借りてから、博物館へ。

入って直ぐに、動画の部屋に案内される。
タイ語で流れていたが、英語の字幕。
わかりやすい映像でよかった。
この写真の他にも、展示物や和室の展示があった。

この黄色いものは何だ?

「ターオ・トーンキープマー」というらしい。
スタッフの若い女子二人が居たので、「これは、市場に行けば手に入るの?」と聞いてみた。
すると、”セブンイレブン”にあるという。
そして、スマホでその写真を見せてくれる。
よし!次のミッションは、これを食べることだ!

外には、日本庭園や神社があり、鳥居が連なっていたり、手水舎(てみずや・てみずしゃ)もある。
手水舎には、先程の三人組がいた。
二人は、さっさと行ってしまったが、一人は英語で書いてある”手水の作法”を読みながらひとつひとつ丁寧に進めていく。上手に出来ていた。
出口の方へ歩いて行くと、私たちの後ろに三人がいた。
「日本が好きなの?」と聞いてみると、「???」といった感じ。
Google通訳を使う程でもなかったので、ごめんごめんといった雰囲気で歩き出すと、後ろから「バイバーイ!」と手を振ってくる。
私も「バイバイ!」と手を振り返す。
すると、通じたのが嬉しかったのか、”ヤッター!キャー!”とはしゃいでいる。
主人曰く、アニメで「バイバイ」がよく出てくるからじゃないか?と言っていた。
私たちは、Grabを呼んで駅に向かおう。
彼女たちは、トゥクトゥクに乗って駅の方へ行ってしまった。流石、地元っ子。速い。
私たちもシェアさせて貰いたかった。
89THB≒400.5円。
つづく