PR

おおいた3日間の旅~2日目①~

国内

別府ステーションホテルから

6:40
おはようございます。
バイキング形式でいただきます。
朝はいつもパン食なので、ごはんは少ししか盛らなかったが、明太子がハンパなく美味しかった。
おにぎりにして持って行きたかったなぁ。残念。

7:45
駅は、直ぐ目の前。

9:20
沈堕の滝(ちんだのたき)
かなり車を走らせて到着。
おおいた豊後大野ジオパークのジオサイトの一つで、国登録記念物でもある。
右手前の滝が、雌滝。高さ約18m・幅約10m。
奥に雄滝があるのだが、水が出ていない。

残念だぁ。
高さ約20m・幅約100m。
それでも、いい眺めだった。

「鎮田瀑図」を描いたことでも有名。

次に行こう。

9:35
道の駅 きよかわ
厳つい顔の大きい天狗がお出迎え。
そうだ、ここは神楽の地域だったのか…と改めて感じる。

中には、色々なお土産が売っていたが、このエリアが目を引いた。
『桃神社』だ。奥のには、ハート型の絵馬のようなものに願いが書いてある。
大体、恋愛事よね…
清川の特産品『クリーンピーチ』。栽培面積が日本一とのこと。
6月中旬から店頭に並び始めるようだが、この時期なので違うかたちで楽しめるようになっている。
ももソフトクリームもあった。

ここでは、桃以外にも自宅用の調理に使えるものが沢山あったので、買い物も楽しめた。

このエリアだけでも見どころがありすぎて、全ては回れない。
いやぁ、どこも興味あるなぁ。

10:35
筑紫山 普光寺(つくしさん ふこうじ)

普光寺磨崖仏
向かって左に摩崖仏が3体。その隣に岩窟と奥之院。
境内には、約3,000株ものアジサイが植えられいて、6月中旬~7月中旬ごろが見ごろらしい。

中央の大きなな仏像が不動明王。
向かって右に矜羯羅童子、左に制多迦童子が配置されている。

これが、日本最大級の磨崖仏かぁ!
遠くから見ても凄いが、近くで見ると更に凄い迫力!
口元に上下に牙が生えていて、怒った顔らしいが、約800年もの間風雨にさらされたため
、今はとても優しい表情になっている。

岩窟には、いくつもの石仏が並んでいる。
石仏から見た景色もまた、絶景だった。

次のポイントへ車を走らせていると、歩道の脇にはガードレールではなく、城壁のようになっている。
この下には、川が流れているから安全性と景観にも配慮しているのかもしれない。

11:20
竹田市歴史文化館・由学館
瀧廉太郎トンネルを目指して来たのだが、どこに車を停めていいのか分からない。
入場無料なので、少し見学してみよう!

TOS開局55周年記念時代劇ドラマ『はぐれ鴉』が実写化
大分県竹田市を舞台にした時代ミステリ
主演 神尾楓珠 × 仇敵役 椎名桔平
ヒロイン役に山本千尋、大分県出身の財前直見も出演
2025年7月22日(火)19時よりTOSテレビ大分にて放送

でも、関東では見れず。
YouTubeでは、予告などでしか見れない。残念。

ここも覗いてみよう。
童謡「いぬのおまわりさん」など多くの童謡童話を残している竹田市出身の佐藤義美さんのお弟子さんが、この個展を出している。
幼稚園時代に読んだ本『キンダーブック』のことが書いてあったので、主人に話すと「そんな本は知らない」という。
「え~、毎月幼稚園で配られなかったの~?」

近くに居た女性が私たち二人に話し掛けてきた。
「これは、私たちが作ったんですよ。」
「へぇ~、凄く丁寧で可愛いですね。」と答える。
どうりで、キンダーブックの話を嬉しそうに聞いていると思った。

『ゆうえんちのひこうき』
いくつも展示してあったが、私はこれが好きかな。

あっ!この女性、さっき話し掛けてきた人じゃない?
きっと、そうだ。
優しそうな雰囲気をまとっていた。

後で知ったが、この近くに『佐藤義美記念館』があった。
写真の右下に乗っているが、生誕120年と書いてある。
ネットで調べてみたら、とても可愛い洋風の建物だった。
気づいていれば、寄ってみたかったなぁ。

廉太郎トンネル
先程の竹田市歴史文化館・由学館に車を置かせて貰い、歩いてきた。
観光スポットになっているが、周りは普通の民家ばかりだ。
幅2.5m、長さ15m程の小さいトンネル。

このトンネルを通ると、瀧廉太郎の作曲した音楽が流れ出した。
このつづきは、後ほど・・・

12:10
瀧廉太郎記念館
瀧廉太郎が瀧廉太郎が12歳から14歳までを過ごした居宅の一部を記念館として一般公開している。
家の門もしっかりしていて、外壁も庭もある。
外から見ただけで、お金持ちだと直ぐわかる。

炊事場

昔ながらの和室。
家の中には、展示物や掛け軸、写真、ふすまを開けると滝廉太郎に関係する本が並んでいた。

縁側から外は、下駄が用意されているので、それを履いて出れる。
この縁の下にきつねの親子が・・・

きつねの本当の好物は、ネズミなどの小動物らしいが、昔から油揚げといわれていたんだな。

美しい庭

井戸もある。

馬小屋

離れの扉を開くと、23歳の若さで急逝した廉太郎が尺八を吹きながらお出迎え。
もちろん、音はなっていない。
下駄を履いたまま、お邪魔します。

瀧家系図
よく見ると、左下には筑紫哲也(日本のジャーナリスト、ニュースキャスター)がいるではないか!(2008年11月7日(73歳死没))
筑紫哲也の大伯父にあたるのか。
1993年からここの名誉館長を務めていた。
筑紫自身はかつて「私には音楽の才能がないので、私が『瀧廉太郎の親戚』であるということを非常に戸惑っていた」と述懐している。
でもやはり、すごい血筋なんだな。

廉太郎の部屋
二階は、下駄を脱いで上がる。
奥の障子窓からは、岡城跡の一角が見える。
廉太郎は、そこから岡城を眺めていたようだ。

先程の廉太郎トンネルを通って戻ろう。
トンネルに差し掛かると、『荒城の月』がオルゴールの音色で奏でる。
短い時間だが、楽しめる。
春~夏は「花」「荒城の月」「水あそび」、秋~冬は「荒城の月」「はとぽっぽ」「秋の月」のそれぞれ3曲が流れるらしい。
お洒落。

つづく

タイトルとURLをコピーしました