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前回の富貴寺から

11:50
熊野魔崖仏入口
『赤鬼のきずいた九十九の石段の話』を一通り読んで進む。

杖の無料貸し出しもあったが、私たちは自力で登ることを選択。

鳥居の前まで辿り着いた。
ここまででも、結構ハード。

うわぁ!鳥居の向こう側に、先程の話のあった石段が出てきた!
これはなかなか手強い。
苔も生えているので、雨の日や湿気のある日はもっと危険だと思う。

12:05
熊野魔崖仏(くまのまがいぶつ)
15分ほどで到着。
険しい石段をはぁはぁしながら目に入ってきた時は、その姿に圧倒された。
左手には『不動明王(約8m)』、右手には『大日如来(約6.7m)』の摩崖仏。
国内最大級で国の重要文化財に指定されているとのこと。
私たちが到着した時には、二組の観光客がいた。
その方たちは摩崖仏を堪能して、来た階段を降りて行ってしまった。
ふと階段の先を見ると、二人のおばちゃんが掃除をしながら話し掛けてくる。
どうやらここのお掃除の仕事をしているようだ。
階段の先に何があるのか聞いてみた。
「神社だよ!」と教えてくれたが、疲れたのでできれば登りたくない。
なんだかんだ色々話してるうちに、折角来たので行ってみよう!
ということになり、頑張ってみた。

熊野神社
小さな神社がぽつりとあった。
この中で、お参りをしている人がいた。
取り敢えず、自分の目で確かめて満足。
汗をにじませながら、今度は降りていくと、先程のおばちゃんたちが持参の水筒を手に取り、休憩をしている。
この人たちは、毎日こんな険しい道を登ってくるなんて、足腰が丈夫なんだろうな・・・
二人に挨拶をして、更に降りていく。
登りよりも難しく、滑らないかヒヤヒヤしながらなんとか到着できた。

12:35
山香温泉 風の郷
なにもない道をずっと走ってきたが、やっと建物が出てきた。
温泉施設にあるレストランを発見!
私たちは、お腹がぺこぺこ。
この先の宇佐神宮でなら食べる処があるだろうと思っていたが、そこまでにはかなり時間がある。
もう二人とも我慢できない。
食べて行こう!

私は、琉球丼 900円。
大分県の郷土料理。
これは食べたいと思っていたので、初めから出会えてラッキーだ。
琉球と聞くと、沖縄の郷土料理じゃないの?と思うが、そうではないらしい。
「りゅうきゅう」という名については諸説ある。大分の漁師が、沖縄(琉球)の漁師につくり方を教わり、地元に持ち帰ったことから「りゅうきゅう」と呼ばれるようになったといわれる説や、ごま和えにする料理を「利休和え」と呼ぶことから派生したという説がある。漁師たちにとってのまかない飯、また保存食として、南部の沿岸地域から大分県全域に広まった。
引用:農林水産省HPより
マグロがしっかりタレに染みこんでいて美味しい。
何より、魚が新鮮だ!
丼の横に添えてある煮物、和え物もかなりの美味。

主人は、鴨なんせいろそば 1300円。
鴨が柔らかく、蕎麦の味もとてもよい。
ついでに出して頂いたお茶も美味しかった。
私たちは、あっという間にたいらげてしまった。
ごちそうさまでした。

13:30
宇佐神宮
一時間近く走らせて到着。
全国に約4万ある八幡社の総本宮であり、神仏習合発祥の地。
応神天皇のご神霊である八幡大神が御鎮座している一之御殿が725年(神亀2年)に鎮座されてから、「今年で1300年」を迎えるらしい。

「神輿発祥の地」としても知られているようだ。

また鳥居だ。

またまた鳥居。

目の前に現れた『西大門』は、シロアリの被害により、およそ3億円かけて改修工事をしていた。
この後、5月2日には改修工事が終わったことを祝い、2日、門の通り初めが行われたとのこと。
大分 NEWS WEBより

中に入ってみると、おみくじやお守りなどが売られていた。
進んでいくと本殿があり、向かって左にから「一之御殿」、中央の「二之御殿」、右にある「三之御殿」の順にお参りするのだが、私たちはルートを間違えてしまい、逆からお参りしていた。
参拝の作法は二拝四拍手一拝。
皆、私たちを見て変な顔をしていたが、誰も突っ込まず。
後で気づいたが、やり直さなかった。
神様は心が広いから…


大楠の木
樹齢800年といわれる御神木。高さ30m、幹回り5m。
この大楠は、人気アーテイスト「EXILE」のUSAさんが訪れ、アルバムが大ヒットしたこということで注目を集めている。

夫婦石
大きいので、普通に歩いているだけで目に入る。

池に掛かった橋。
どうやらこの他に、西参道にある屋根が付いた神橋『呉橋』があったらしいが、ルートを間違えてしまい見かけなかった。

14:30
宇佐神宮仲見世通り
お土産屋さんや食事処が軒を連ねている。
ご当地料理の葱屋本舗(ねぎ屋さんのねぎ焼き)に出会ってしまったが、満腹で食べられない。
もの凄く美味しそうだった。。。

15:30
耶馬渓橋
だんだん日が落ちてきた。
ここはこれしかないが、色々な角度から見ると様々な表情を見せてくれて、楽しめた。

15:40
青の洞門
先程の場所から直ぐ近く。

険しい。
向こう側まで見に行けるが、時間が掛かりそうなので諦める。

16:10
一目八景(ひとめはっけい)展望台
鳶ノ巣岩
深耶馬溪は、群猿山、鳶ノ巣山、嘯猿山、夫婦岩、雄鹿長尾の峰、烏帽子岩、仙人岩、海望嶺などの周囲の岩峰群が一望できることから名づけられた代表的な景勝地。
紅葉の時期は絶景のようだ。
溶岩台地が長い年月をかけて川に浸食されてできた渓谷と奇岩。
『日本三大奇勝』ともいわれるらしい。


水は澄んでいて、とてもきれい。



付近には、食事処やみやげ店があるが、営業しているみせが少なく、閑散としている。
観光客は、私たちのみ。
『そばまんじゅう』という看板を見つけたので、空いているお店に聞いてみると、やっていないとのこと。
平日のシーズンでもない日は、やらないのかもしれない。
残念だが、次へ行こう。
つづく